コンスピラシー2のカードを見た印象、他のフォーマットでの視点の印象とか。(緑編)
今日の収穫物です。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回はコンスピラシー2の緑を見ていきましょう。
緑といえば素体の優秀なカードが多いですが、
再録枠でもそれがごまんと入っていますね。

捕食の欲動/Animus of Predation  (4)(緑)
クリーチャー ― アバター(Avatar)
捕食の欲動を表向きの状態でドラフトする。
あなたがカードをドラフトするに際し、
それを表向きの状態でドラフトから取り除いてもよい。
(それはあなたのカード・プールには含まれない。)
あなたが《捕食の欲動/Animus of Predation》という名前のカードによって
飛行を持つクリーチャー・カードをドラフトから取り除いたなら、
捕食の欲動は飛行を持つ。先制攻撃、二段攻撃、接死、速攻、
呪禁、破壊不能、絆魂、威迫、到達、警戒についても同様である。
4/4

付箋が必要なカード、その7。
取り除いていくと能力を付加させていくことができますね。
しかし、コンスピラシー2内にあるカードでは、
飛行、接死、速攻、呪禁、威迫、到達、警戒を持つカードはだいたい30枚弱。
案外少ないと思われます。
2つぐらい付与できたらとっとと、ドラフトに入れておいてもいいでしょう。
国境探検者/Borderland Explorer  (1)(緑)
クリーチャー ― エルフ(Elf)・スカウト(Scout)
国境探検者が戦場に出たとき、
各プレイヤーはそれぞれカード1枚を捨ててもよい。
これによりカードを捨てた各プレイヤーはそれぞれ、
自分のライブラリーから基本土地カードを1枚探してもよい。そうしたなら、
そのプレイヤーはそれを公開して自分の手札に加え、
その後、自分のライブラリーを切り直す。
3/1

同調のようなカードですね。
CIPで、カードを捨てた人は土地を探しに行くことができる素晴らしいカードです。
お互いそこまでヘイトを買う行為ではないので、
進んでサーチしてWIN-WINにしましょう!
場にでたこのカード自身が3/1とパワーが高いところも魅力です。
獣性を呼ぶ者/Caller of the Untamed  (3)(緑)
クリーチャー ― エルフ(Elf)・シャーマン(Shaman)
ゲームの開始時にあなたがあなたのデッキを切り直す前に、
あなたはあなたのデッキからこのカードを公開して、
あなたがドラフトしたがあなたのデッキに入っていない
クリーチャー・カード1枚を追放してもよい。
(X),(T):あなたが《獣性を呼ぶ者/Caller of the Untamed》という名前のカードによって
追放したカード1枚のコピーであるトークンを1体戦場に出す。
Xは、そのカードの点数で見たマナ・コストに等しい。
2/4

秘儀の学者がインスタント・ソーサリーを刻印したのに対し、
獣性を呼ぶ物はクリーチャー限定の刻印でしょうか。
色の範囲に入らないけど強いクリーチャーを毎ターン量産するもよし、
前兆読みのようなCIPでアドになりそうな軽量クリーチャーを量産するもよし、
CIPで統治者になるクリーチャーを好きなときに出すもよし。
使い方はいろいろありますね!
飼い馴らされたハイドラ/Domesticated Hydra  (2)(緑)(緑)
クリーチャー ― ハイドラ(Hydra)
(X)(緑)(緑)(緑):怪物化Xを行う。(このクリーチャーが怪物的でないなら、
これの上に+1/+1カウンターをX個置く。これは怪物的になる。)
飼い馴らされたハイドラが怪物的であるかぎり、これはトランプルを持つ。
3/3

後半戦になるとエラいことになるクリーチャーですね。
怪物化するのに緑が3つ必要ですが、
それを乗り越えたら後は好きなだけ払えばとんでもなくビルドアップします。
相手にするときはどこで除去すべきかとか考えないといけませんね…。
トレストの随員/Entourage of Trest  (4)(緑)
クリーチャー ― エルフ(Elf)・兵士(Soldier)
トレストの随員が戦場に出たとき、あなたが統治者になる。
あなたが統治者であるかぎり、各戦闘で、
トレストの随員は追加で1体のクリーチャーをブロックできる。
4/4

統治者になれるカードシリーズ。
5マナ・4/4・1ドロー・追加ブロック1。
シンプルでいて弱くない。
いいカードではないでしょうか。
群れの牙/Fang of the Pack  (5)(緑)
クリーチャー ― 狼(Wolf)
会戦(このクリーチャーが攻撃するたび、ターン終了時まで、
これはこの戦闘であなたがクリーチャーで攻撃した
対戦相手1人につきそれぞれ+1/+1の修整を受ける。)
あなたのターンの戦闘の開始時に、
あなたがコントロールする他のクリーチャー1体を対象とする。
ターン終了時まで、それは会戦を得る。
(あるクリーチャーが複数の会戦を持っているなら、それぞれ誘発する。)
5/3

自分のコントロールするクリーチャーに会戦を与えるクリーチャー。
やや重いですが、トランプル持ちなどにつけるとさぁ大変。
デカい生物がさらにデカくなってしまいます。
とか、飛行生物がでっかくなって上からやってきた、なんてことあるでしょう。
タフネスの低さが狙い目でしょうか。
レオヴォルドの調査員/Leovold’s Operative  (2)(緑)
クリーチャー ― エルフ(Elf)・ならず者(Rogue)
レオヴォルドの調査員を表向きの状態でドラフトする。
あなたがカードをドラフトするに際し、
そのブースターパックからさらに1枚カードをドラフトしてもよい。
そうしたなら、レオヴォルドの調査員を裏向きにする。
その後、次のブースターパックを、そこからカードをドラフトすることなく渡す。
(あなたはそのブースターパックを見てもよい。)
3/2

同じパックからもう1枚取れるけど、次のパックは見てるだけ。
記憶力がモノをいうカードですね。
2周目にきたとき、次のパックはめぼしいのがなかったり、
今あるパックでもう1枚ほしいがあるとき、
そういうときにこのカードは働いてくれますね。
クリーチャーとしても3マナ3/2と、コモンとして優秀です。
猛獣の解放者/Menagerie Liberator  (3)(緑)
クリーチャー ― 人間(Human)・戦士(Warrior)
トランプル
会戦(このクリーチャーが攻撃するたび、ターン終了時まで、
これはこの戦闘であなたがクリーチャーで攻撃した
対戦相手1人につきそれぞれ+1/+1の修整を受ける。)
3/2

トランプルのついた会戦持ちです。
最低でも4/3保証される当たりでも脅威ですが、
これが軽量クリーチャーと一緒に来られたらひとたまりもないですね。
なおかつそれが護衛隊の翼とかだったら…。
果樹園の精霊/Orchard Elemental  (5)(緑)
クリーチャー ― エレメンタル(Elemental)
動議 ― 果樹園の精霊が戦場に出たとき、
あなたから始めて各プレイヤーは「新芽」または「収穫」のいずれかに投票する。
「新芽」1票につき、果樹園の精霊の上に+1/+1カウンターを2個置く。
「収穫」1票につき、あなたは3点のライフを得る。
2/2

動議サイクルカードの緑より。
新芽が4票なら10/10、収穫が4票なら2/2と12点回復。
半々なら6/6と6点回復。
てっきり+1/+1カウンター1個で弱いやんって思っていましたが、
これはコモンしてはえげつなく強いカードですね…。
絢爛なビヒモス/Regal Behemoth  (4)(緑)(緑)
クリーチャー ― トカゲ(Lizard)
トランプル
絢爛なビヒモスが戦場に出たとき、あなたが統治者になる。
あなたが統治者である間に
あなたがマナを引き出す目的で土地を1つタップするたび、
(その土地が生み出すマナに加えて)好きな色1色のマナ1点を
あなたのマナ・プールに加える。
5/5

統治者になれるレアサイクルの緑より。
6マナ・5/5・トランプル・1ドロー・(統治者の間だけ)春の鼓動
これだけ書くと非常にえげつない能力持ちですね!
全体強化がなくとも、この能力はミラーリの目覚めもびっくりでしょう。
EDHでも出番がありそうです。
異界の進化や自然の秩序などで踏み倒して引っ張ってきて、
マナを一気に加速させる戦い方ができる優秀なクリーチャーです。
野生の心、セルヴァラ/Selvala, Heart of the Wilds  (1)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー ― エルフ(Elf)・スカウト(Scout)
他のクリーチャーが1体戦場に出るたび、
そのパワーがそれ以外の各クリーチャーのパワーよりも大きいなら、
それのコントローラーはカードを1枚引いてもよい。
(緑),(T):あなたのマナ・プールに、望む色の組み合わせのマナX点を加える。
Xは、あなたがコントロールするクリーチャーの中の最大のパワーの値に等しい。
2/3

ドロー能力が起動型から誘発型になりました。
ただ、マナの出方が以前よりもはるかにえげつなくなりました。
パワーが高ければ高いほどマナの量が増えますし、
色の組み合わせも自由となんでもござれです。
3色でも5色でもはいる可能性がありますね。
ただし、ジェネラルにするというよりデッキのアクセントになる方が多いでしょうか。
3マナとコストが安い点とこの能力の高さは魅力的ですね。
大した注意にはなりませんが、
ドローの誘発は全員というところは他の人はひっそりと覚えておきましょう。
セルヴァラの暴走/Selvala’s Stampede  (4)(緑)(緑)
ソーサリー
動議 ― あなたから始めて各プレイヤーは
「野生」または「解放」のいずれかに投票する。
クリーチャー・カードが「野生」の票数に等しい枚数公開されるまで、
あなたのライブラリーの一番上からカードを1枚ずつ公開する。
それらのクリーチャー・カードを戦場に出し、その後、
残りをあなたのライブラリーに加えて切り直す。
「解放」1票につき、あなたはあなたの手札から
パーマネント・カードを1枚戦場に出してもよい。

どっちにしても恐怖しか待ってないソーサリーカードですね。
相手にしてみれば、なるべくランダム性のある野生を選ぶしかないでしょうか…?
こっちはクリーチャーカード限定なので、【まだ】マシな方でしょう。
解放の方は【パーマネント・カード】なので、
全知なんて置かれたらあっという間に終わったなんてこともありそうです。
倍払って、自分だけ実物提示教育+αとは豪快なものです。
これもEDHにスッと入る強さを持っているカードだと思います。
増殖スライム/Splitting Slime  (3)(緑)(緑)
クリーチャー ― ウーズ(Ooze) CN2, レア
(4)(緑)(緑)怪物化3を行う。(このクリーチャーが怪物的でないなら、
これの上に+1/+1カウンターを3個置く。これは怪物的になる。)
増殖スライムが怪物的になったとき、
増殖スライムのコピーであるトークンを1体戦場に出す。
(そのトークンは、その上にカウンターがなく怪物的でない。)
3/3

マナさえあれば延々とスライムが増えていきます。
無限マナからの無限体、調和の中心で殴って〆。
そんなことが緑単でもできますね。
無限マナのはけ口としての1枚にいかがでしょうか。

↓:発売記念イベントに行ってきました。
以下、デッキ。

策略
雇われ野盗
→前兆語り
煽動的な異論
→擬態するセイレーン

クリーチャー
秘儀の学者(→蔓延)
伝書カケス 2
王位狙いの雇われ人 2
突風の統率者 2
擬態するセイレーン 2
マーフォークの物あさり
記憶の壁
前兆語り
どぶ潜み
窯の悪鬼
嵐追いのキマイラ 2

スペル
予言 2
衝撃的な幻視
炎の斬りつけ 2
硫黄破

土地
島 10
山 7

1-1で秘儀の学者がきて、どうしたものかと悩み、
他のくるカードくるカードに緑とか白があまりなかったです…。
しゃーないから、そこそこ強いの取っていくかと思いつつピックした結果です。
10と刻印したゴミ焼却を入れなかったことが反省点でしょうか。

後、やっぱり伝書カケスくんは非常に強かったです。
だいたい5マナ・5/4・1ドローというバケモノになっていました。

7人卓スタートで、最初の卓で2位に残り。
決勝卓でも2位になったので、賞品で計2パックいただきました。
賞品からチャリスマンこと、聖域の僧院長を引きました。
デスタク使ってる人にちらつかせたら爆釣でした。
キャッシュでいただけたので、ゲーム代もろもろペイできました。

以前のコンスピラシーよりも、楽しめた気がします。
投票の結果こっちになったではなく、
どっちにも恩恵をもたらす動議の能力はなかなか楽しめました。
後、統治者の能力も楽しかったです。
EDHにもそういう風が来てほしいところです。


では、今日はここまでにします!

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